Pixel 11 Proの新機能「HiLight」を最大限に活かす「HiLight Studio」の魅力と導入法
Pixel 11 Proの「HiLight」は標準では限定的。しかし「HiLight Studio」アプリなら全アプリの通知を色やエフェクトでカスタマイズできる。実力を解説。
公開日時: 2026年8月30日 7:04 · 更新: 2026年9月27日 22:48
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Pixel 11 Proの新機能「HiLight」とは?
先日Googleが発表したPixel 11シリーズ。そのProモデル(Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Fold)に搭載された新機能が「HiLight」です。これはカメラバー部分にある小さな光のサークルで、スマホを画面側に伏せて置いても通知を視覚的に教えてくれるというもの。例えば赤く光れば着信、青く光ればGeminiが処理中、といった具合に色で通知の種類を判別できます。色の割り当てはユーザー次第ですが、基本的なコンセプトは「誰かから着信があった」「Geminiが動いている」といった限定的な情報を伝えるだけです。
標準のHiLightは正直もったいない
この機能、実は標準で設定できるのは連絡先からの着信とGeminiの通知だけ。ハードウェアとしては新しいのに、活用範囲が非常に狭いのが現状です。GoogleとしてはProモデルの差別化として売り出したいでしょうが、これだけでは「高いお金を出してProを買ったのに、できることが2つだけ?」と感じてしまうのも無理はありません。色を連絡先ごとに変えれば、スマホを手に取らずに誰から連絡が来ているか分かるという便利さは確かにありますが、それ以外の可能性を考えると、現時点では明らかに「煮詰め不足」と言えるでしょう。
「HiLight Studio」で広がる可能性
そんな中で登場したのが、開発者DhananjayBhosale氏による新しいアプリ「HiLight Studio」です。筆者のX(旧Twitter)のタイムラインに登場したこのアプリは、すぐに注目を集めました。HiLight Studioは、Google自身が活用しきれていない新ハードウェアをフルに活かすために設計されています。
具体的には、連絡先以外にも、Pixelにインストールされているあらゆるアプリの通知に対して色とエフェクトを割り当てられます。たとえばChromeの通知は青、WhatsAppの通知は緑といったように、アプリごとに色を設定可能です。さらに、Androidが許す限りの色の濃淡や彩度まで調整できるので、好みの色を細かくカスタマイズできます。
また、ライティングエフェクトも5種類用意されています。「Rainbow」「Comet」「Pulse」「Breathe」「Wave」というもので、それぞれ虹色、彗星のように流れる、点滅、呼吸するように明滅、波のような動きというイメージです。さらに「Random」を選べば、毎回異なるエフェクトで驚かせてくれます。
通知ごとに色やエフェクトを表示する時間も設定できますし、画面オフ中やおやすみモード中、バッテリー残量が特定の%を下回ったときなど、HiLightを無効にする条件も決められます。プリセットを保存して他のアプリにエクスポートしたり、クイック設定タイルから設定画面にアクセスしたりすることも可能です。
インストール方法と注意点
ただし、HiLight StudioはPlayストアからダウンロードできるアプリではありません。開発者がGitHubで公開しているAPKをインストールし、さらにシェルレベルでのアクセス権限をPixelのライトサービスに与える必要があります。その方法としては、ShizukuまたはADBを使うのが一般的です。開発者の説明には各方法の手順が詳しく書かれていますが、単純にアプリをインストールするよりは技術的なハードルがあります。
とはいえ、手順さえ踏めば導入自体はそれほど難しくありません。新しいハードウェア機能を、Googleの想定を超えた形で活用したいという人には、ぜひ試してほしいアプリです。
まとめ
Pixel 11 ProのHiLightは、標準機能のままでは物足りなさが残ります。しかしHiLight Studioを使えば、この新ハードウェアの真価を引き出すことができます。通知を色やエフェクトで直感的に把握できるようになるだけでなく、自分好みにカスタマイズする楽しさも味わえるでしょう。対応APKの導入には少々技術的な作業が伴いますが、その価値は十分にあると言えます。
Full stack 技術者