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ウェイモ、ウーバーとの決別を検討か――自動運転タクシー市場に激震

ウェイモがウーバーとの提携解消を検討していると報じられた。契約は2028年5月まで残るが、両社の関係に変化の兆し。自動運転タクシー市場の競争激化が背景か。

公開日時: 2026年7月27日 7:03 · 更新: 2026年9月27日 22:48

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ウェイモとウーバー、蜜月終了へ?

Google系の自動運転技術企業ウェイモ(Waymo)が、配車サービス大手ウーバー(Uber)との提携解消を検討していると、関係筋の情報として複数のメディアが報じた。両社は2023年から、ウェイモの自動運転車をウーバーのアプリ上で配車できるサービスを開始。サンフランシスコやフェニックスなどで試験的に展開してきたが、どうやら関係に変化の兆しが見え始めたようだ。

ウーバーはTechCrunchの取材に対し、両社の契約は2028年5月まで有効であると明らかにした。しかし、ウェイモが早期の解消を模索しているという噂は業界内で以前から囁かれており、今回の報道はそれを裏付ける形となった。自動運転タクシー市場では、ウェイモが自社配車アプリ「Waymo One」の拡大に注力しているほか、米国ではゼネラルモーターズ(GM)子会社のクルーズ(Cruise)やアマゾン傘下のゾックス(Zoox)など競合も台頭。さらに、中国の百度(Baidu)や滴滴(DiDi)も世界展開を視野に入れており、競争は激化の一途をたどっている。

ウェイモとウーバーの関係は決して平坦なものではなかった。両社はかつて自動運転技術を巡って激しい訴訟合戦を繰り広げ、ウェイモの元エンジニアがウーバーに機密情報を持ち込んだとして2017年に提訴。2018年に和解したものの、その後も競合と協調の間で綱渡りを続けてきた。今回の「決別」の噂は、ウェイモが自社でのサービス展開に自信を深めた証左とも取れる。一方、ウーバーにとっては自動運転分野での重要なパートナーを失う可能性があり、同社の自動運転戦略に影を落としかねない。

日本の読者にとって身近な話ではないかもしれないが、自動運転タクシーは将来的に日本市場にも大きな影響を与える技術だ。日本政府も2025年の大阪・関西万博での自動運転移動サービスの実証実験を計画しており、国内外の動向は注視に値する。ウェイモがウーバーから離れ、独自路線を強化するのか、それとも新たなパートナーシップを模索するのか。今後の展開から目が離せない。

なお、本件についてウェイモからの公式コメントは得られていない。ウーバーは「現在の契約を尊重し、引き続き協力していく」とする一方、ウェイモの動きを静観している模様だ。

唐

唐澤 あきら

Full stack 技術者

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