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クロックス、初の四半期売上高10億ドルを突破!Q2決算と今後の展望

クロックスが2025年第2四半期決算で初めて売上高10億ドルを突破。コラボ戦略や日本市場での人気拡大が寄与し、通期見通しも上方修正した。

公開日時: 2026年8月2日 7:03 · 更新: 2026年9月27日 22:48

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クロックス、過去最高の四半期売上高を記録

アメリカのシューズブランド、クロックス(Crocs)が現地時間2025年8月5日、2025年第2四半期(4月〜6月)の決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の10億1100万ドル(約1400億円)となり、四半期として初めて10億ドルの大台を突破した。これは市場予想を上回る好決算で、同社の成長軌道を改めて示すものとなった。

好調の要因は「クロッグ」の進化とコラボ戦略

主力製品である定番クロッグ(サボのような穴あきシューズ)が引き続き好調に推移した。特に、近年はファッション性を高めるため、高級ブランドや人気キャラクターとのコラボレーションモデルを相次いで投入。欧米の若者を中心に「カジュアルな履き物」から「ファッションアイテム」へとポジションを確立したことが大きい。また、韓国発のヒット曲「クイーンカード」でメンバーがクロッグを着用したことや、SNSでのバイラルな拡散も追い風となり、売上を押し上げた。

日本市場での人気も拡大

日本でもクロックスは根強い人気を誇る。特に近年は、京都の老舗旅館とのコラボや、人気アニメ「鬼滅の刃」との限定コラボなど、日本の文化やコンテンツを取り入れた独自の商品展開が話題を呼んでいる。国内販売は好調で、インバウンド需要の回復もあり、訪日外国人観光客による購入も増加しているという。同社は、日本を含むアジア太平洋地域での売上高が前年同期比で二桁成長を記録したと明らかにした。

収益性も向上、今後の見通し引き上げ

粗利益率は55.2%と前年同期の54.8%から改善。純利益も1億9400万ドル(約270億円)と大幅に増加した。これを受けて同社は、2025年通期の売上高見通しを従来の37億ドルから38億ドルへと上方修正した。また、戦略的な価格調整やサプライチェーンの効率化が利益拡大に寄与している。

課題は「ヒール」の定着とサステナビリティ

一方で、課題も残る。一部の消費者からは「ファッション性の高まりに伴い、価格が高くなりすぎた」との声もある。また、環境意識の高まりから、合成樹脂(クロスライト素材)のリサイクルや、再利用プログラムの強化が求められている。同社は2030年までに製品の環境負荷を半減させる目標を掲げており、今後の取り組みが注目される。

クロックスは、あくまでも「カジュアルな履き物」としての原点を大切にしながら、デジタルマーケティングやコラボ戦略で新しい顧客層を開拓している。今回の10億ドル突破は、その戦略が奏功した結果と言えるだろう。今後も同社の動向から目が離せない。

唐

唐澤 あきら

Full stack 技術者

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